TSMマネジメントの
3つの特徴
乏しいリソースで全力疾走する
「リソース」とは、いわゆる「人・物・金・情報」です。
スタートアップや中小企業はもちろん、大企業であっても、新事業、新ブランド、新商品の立上げ時に、潤沢なリソースを用意できることはまずありません。
※赤字状態でも大きな資本を得てテレビCMを乱打できるような有望ベンチャーなどは別です。
新事業なので、まず情報(業界の情報、市場・顧客の情報、競合の情報、業界の常識・しきたり、等々)がありません。不十分な情報の中で戦略を立て、判断し、実行し、学びながら方向転換していきます。
広告を打ったり、キャンペーンを実施したりする十分な予算もありません。その中で現実的(実行可能)であり、かつ少ない予算で最大の効果を上げられる打ち手を考え、実施していきます。
必要な人材もいません。頭数だけでなく、必要とする能力を十分に持つ人もいません。
そして戦う相手は多くの場合、既に業界にいる百戦錬磨の大企業です。
異なる業界でゼロイチ(ゼロからの立上げ)を複数回経験するという幸運な機会を得ました。
こうした環境下でのゼロイチ成功経験は、当社の大きな財産です。
仕組み作り
立上げ時は、リソースが無いだけでなく、組織もルールも仕組みもありません。
例えば、どう計画を立て、どう進捗を確認すれば良いのか、なにをKPIとするのか、どのような情報を収集すれば良いのか、それをどう分析すれば良いのか、どういうタイミングでどういう会議を持てば良いのか、誰が何を決めるのか、どの情報を誰にどう共有すれば良いのか。
そもそも頭数がいない中で、誰がどの役割を果たせば良いのか・・・・・
一度決めても、すぐに変更が必要になります。
ということを、ビジネスを推進しながら、走りながら決め、決めながら走り、そして変更していきます。これも、安定した組織・ルール・インフラのある既存事業では得られない貴重な経験であり、当社の財産です。